チャプター 12

私は答えなかった。

寝室を満たす沈黙は、まるで実体を持つ重みのように、ヘンリーの大きな体の下に横たわる私へ容赦なくのしかかっていた。彼の灰色の瞳が、肌が粟立つほどの執拗さで私を見つめている。

雨は休みなく窓を打ちつづけ、その気配がヘンリーの顔に揺れる影を落としていた。薄暗がりの中、私は彼の表情に見慣れないものを見た。完璧な無関心の仮面に走った、ひび割れのようなものだった。彼の視線は、まるで自分で問いを投げかけておきながら、その答えを探すかのように、私の顔立ちをなぞっていく。

「変わったな」

ようやく彼が口を開いた。囁きにも満たない声だった。その言葉は、口にされなかった非難をたっぷり孕ん...

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